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「原状回復」専門家が解説 オフィス移転

「原状回復英語」建築専門用語を解説

「原状回復英語」建築専門用語を解説

「原状回復英語」「B工事英語」のお問い合せが多い理由

最近、外資系のクライアントからお問い合せが多くなりました。

東証の株式取引の7割が外資の機関投資家であり、不動産売買取引20億以上の物件の4割は、外資(不動産投資法人を含む)の資本が入っていると言われています。

資金証明(LC)は、香港上海銀行、チャータード銀行、シンガポール銀行、シテイバンンク、ドイツ銀行、バークレイ銀行、BNPパリバ、ABNアムロ銀行など、外銀が多く見受けられます。特に、中華系や英国系が多い気がします。

中小企業においても、USP[1]のある会社には金融関連の投資会社、M &A会社、税理士法人系コンサルタント会社などから連絡があり、シナジー効果が期待できる会社から、頻繁に資本参入のアプローチを受ける時代になりました。

日本独自に進化した借地借家法、特にサブリース禁止、指定業者による原状回復費、B工事費の高騰問題、敷金(デポジット)という実質拘束性の高い預託金の慣例など、グローバルスタンダードの基準からみると、閉鎖的で公正ではありません。

企業の成長ステージでスクラップ&ビルドのワークプレイス移転を繰り返すという問題は、実は国際会計基準(IFRS)、米国会計基準(US-GAAP)、日本会計基準でも資産除去債務の対象になります。

テナントは、有形固定資産の取得(B+C工事)、すなわち除去債務(原状回復費)となります。

これが指定業者による実質独占のため、高額で適正価格を算出できない、という問題を引き起こします

また、敷金(デポジット)は一律家賃の10カ月、Aクラスやスーパーグレードクラスでは、なんと敷金(デポジット)は12カ月以上になります。

敷金は、会計基準では現金預金として計上されます。しかし、原状回復回復義務履行を確認して明渡しを完了しないと返還されません

1960年代、銀行から融資を受けると拘束預金といって、融資金額の10%、20%など強制的に預金をさせられました。(現在公正取引に関する法律で違法行為)

米・英・EU、中国までも、敷金を預託する「原状回復・B工事」の慣例はありません。

今は、建築の専門用語と賃貸契約(アグリーメント)、日本独自の慣例、会計基準(accounting standards)まで視野に入れてビジネスする時代になったのです。まさにグローバルスタンダードを使い倒す時代です。


[1] USP・・・その商品だけが持つ長所を発見し、効果的な売り込みの提案に仕上げること

原状回復工事でよく使われる英語とは?見積内訳の建築用語解説

原状回復工事でよく使われる英語とは?見積内訳の建築用語解説

「原状回復する」は、英語では「restoration to original state」、または「restoration work(原状回復工事の意味)」となります。

「B工事」「原状回復」英語Ver. 動画

原状回復見積の順番で説明します。

1.仮設(Temporary Work)

養生シートcuring sheet
仮囲いtemporary enclosure
安全設備(対策)safety equipment
消火器portable extinguisher

2.解体工事(Demolition Work)

間仕切りpartition
補修、修繕repair
剥がすpeel off
産業廃棄物industrial waste
解体物処理証明manifest

3.内装工事(Interior Wok)

家具furniture
ブラインドblind
ロールスクリーンroll screen(shade)

4.仕上工事(Finishing Work)

壁紙wall paper、cloth
下地first coat、under coat
塗装painting
OAフロアraised floor
タイルカーペットtile carpet
幅木(巾木)based board

5.電気工事(Electrical Construction)

照明lighting
配線wiring
スイッチswitch
通信機器communication equipment
発光ダイオード(LED)light emitting diode

6.空調工事(Air Conditioning Work)

空調機air conditioner
配管piping
漏水(水漏れ)water leak
結露condensation

7.防災工事(Disaster Prevention Work)

スプリンクラーsprinkler
非常灯emergency light
火災報知器fire alarm
誘導灯guide light

8.その他工事(Other Construction)

給排水工事water supply and drainage work
看板工事sign instruction
現場管理費site management (expense)costs(fee)
諸経費expense charges

上記はよく使われる建築専門用語です。面積も、米・英・豪・カナダはスクウエアーフィ-ト(sq ft)、EUは平方メートル、我国は坪/3.30578㎡です。

グローバルスタンダードは「㎡」です。ご年配の方は「ヘイベー」と言いますが、ドイツ語読みです。

RCAA協会 萩原大巳理事長より

企業経営において、企業価値を測るものさしとして、資産除去債務(Asset retirement obligation )、環境債務(Environmental debt)はグローバルスタンダードになりました。

PL、BS、キャシュフロー、計算書も普通に日本語として使われます。有形固定資産もそうですが、強みを分析するには無形固定資産や「人、HR」が注目されます。

定量評価においてNAV[1]が重きを置かれる現在、敷金(デポジット)、指定業者による原状回復・B工事費高騰は社会問題化しつつあるのです。

「原状回復費・B工事費」の適正価格査定のご相談は無料です。RCAA 協会査定員が承ります。

お気軽に御相談下さい。


[1] NAV・・・投資信託の純資産総額のことで、Net Asset Valueの略

YouTubeで解説

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萩原大巳

萩原 大巳(はぎわら ひろみ)

(一社)RCAA協会理事
(株)スリーエー・コーポレーション 代表取締役CEO

・ワークプレイスストラテジスト

・ファシリティマネージャー

「原状回復・B工事」適正査定のパイオニア。現在、オフィス、店舗のプロジェクトマネージャーとして原状回復、B工事適正査定の他、敷金返還トラブル、資産除去債務について監査法人主催のセミナーでスピーカーを務める。

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